企業事例：teamDRAFT

teamDRAFTでは、インバウンドマーケティングにより、新規のお客様との接点を増やすことを目的にTheMODEL/HubSpotを導入。マーケティング業務の効率化に取り組んでいます。

どのような課題を感じて導入を決めたましたか？

フリーランスの活動は、一人でさまざまなことに対応する必要があります。仕事をいただけることのありがたさの反面、クライアントワークに集中すると営業活動を行う余裕がなくなります。

そのため以前から、インバウンドマーケティングを取り入れる必要性を強く感じていました。自身もWEB関連のコンサルティングを提供しているため、インバウンドマーケティングの施策自体に理解はありましたが、クライアント業務が優先となり、手付かずの状態でした。

TheMODELは各プロセスに分けてKPIを管理することが特徴です。フリーランスのため、組織的な課題を持っていたというよりも、むしろ一人で何役もしなければならない大変さや非効率さを感じていました。また、コロナ禍でリアルでの接点も少なく、日々の活動だけでは新しい出会いもなかなか生まれない状況でした。

そんな中、TheMODEL/HubSpotを導入することで、クライアントワークと並行して、新たな出会いを育むマーケティングや営業活動を可視化することができると感じました。HubSpotを活用することで本格的なMAを構築することができる点に魅力を感じました。

オモシゴジャーナルでは、イベントやセミナーなどを定期的に開催している。

導入メリットと今後の運用方針

「オモシゴジャーナル」というWEBサイトを運営していますが、これまで情報配信を目的として、明確なコンバージョンを設けていませんでした。

過去には座談会などのイベントを運営していましたが、参加者との接点はSNS上の繋がりだけであり、顧客のリスト化は行なっていませんでした。今年に入り本格的なコミュニティ運営をスタートすることもあり、TheMODEL/HubSpotを活用して「オモシゴジャーナル」の運営を行っています。

HubSpotのCRM機能に加え、Gメールやカレンダーなど、外部ツールと連携ができる点が非常に便利です。収集した情報をHubSpot内で一元管理できる点もありがたいです。

現時点では、多くの顧客情報を管理しているわけではないため、CRM機能よりもまずはマーケティングや営業業務を効率化できた点に導入の成果を感じています。

TheMODEL/HubSpotを導入したことで、日々の作業量で考えれば、3倍以上効率化されていると思います。マーケティング業務を中心とした、フォーム制作やメール配信、配信リストの準備に関わる手間が大幅に削減されました。

HubSpotのメールフォームなどを活用し、自身でサイトを運営している。

導入の効果

非常に満足しています。DXについてはクライアントに提案していく必要があるテーマです。自身がTheMODEL/HubSpotを活用して成果を上げることで、クライアントへの提案の幅とサービス品質の向上につながると考えています。

今は、マーケティング業務を中心とした運用ですが、自身のサービスやビジネスを明確にしていくことで、TheMODEL/HubSpotの全体像を構築していきたいと考えています。一連の流れを設計することで当面の課題であるマーケティングの役割がより明確になると感じています。

どのような会社におすすめか

大量の顧客情報を保有するBtoB向けの企業に相性が良いとは思いますが、HubSpotのように無料もしくはトライアル価格で大部分の機能が使えるサービスを活用できるという点では、中小零細企業でも十分にメリットが感じられると思います。

フリーランスの顧客開拓の方法は、人脈や過去の顧客が中心だと思います。しかし、良質なWEBコンテンツは、24時間、訪問してくれた顧客との関係を構築してくれます。

TheMODEL/HubSpotによるインバウンドマーケティングはリソースが少ない企業にも適した仕組みではないでしょうか。